古い排水桝が引き起こすトラブル解決!排水桝・排水管リニューアル事例
Case
借家 排水桝・排水管 取り替え工事
今回ご紹介するのは、とある借家で行った排水桝(はいすいます)と排水管の入れ替え工事です。
お客様から「排水桝が詰まって水があふれてしまっている」とのご相談を受け、現地へ確認に伺いました。築年数の古い住宅で、当時の一般的な施工方法である土管(どかん)の排水桝と、塩化ビニール樹脂(通称:塩ビ管)の排水管が接続されている状態でした。(写真左上の茶色の丸いフタが排水桝です)
詰まりの原因
排水桝は、家のキッチンやお風呂、洗面所などから出た生活排水を一時的に集めて、下水管へと流す役割を持つ設備です。通常はスムーズに水が流れていく仕組みですが、今回の現場では土管の排水桝に木の根が入り込んでしまい、排水管との接続部分をふさいでいました。
古い住宅では、当時主流だった土管の排水桝が今でも使用されていることがあります。土管は陶器のような素材でできており、長年使用しているうちにわずかな隙間が生じることがあります。その隙間から木の根が侵入し、やがて排水の流れを妨げてしまうのです。また、今回のように土管の排水桝と比較的新しい塩ビ管が接続されているケースでは、接続部分が劣化して弱くなりやすいという問題もあります。
修繕工事の内容
今回は、詰まりの原因となっている土管の排水桝を撤去し、新しいものに入れ替える工事を行いました。また、排水管についても、土管と塩ビ管の接続部分を含めて交換し、排水がスムーズに流れるように施工しました。
新しい排水桝には、耐久性が高くメンテナンスしやすい塩ビ製の桝を採用しました。塩ビ製の排水桝は軽量で扱いやすく、耐久性に優れているため、将来的なトラブルを防ぎやすいのが特徴です。さらに、木の根が侵入しにくい構造になっているため、今回のような詰まりのリスクを大幅に減らすことができます。
今回の工事では、排水管が玄関の土間コンクリートの下に埋まっていたため、まずはコンクリート部分を解体し、土を掘り出してから配管を入れ替える作業を進めました。既存の排水管を撤去し、土も掘り返した後、新しい排水管を適切な位置に配管。その後、掘り返した部分を埋め戻し、最後に玄関の土間コンクリートを新しく打ち直して、工事が完了しました。
工事の工程としては、2日間で無事に終了。配管の入れ替えだけでなく、玄関部分のコンクリート施工まで含めたため、作業は慎重に進めました。工事完了後、お客様にも状況をご説明し、これからも快適にご使用いただけることを確認しました。「これで安心して水が使える」と喜んでいただけました。
作業の様子
土を掘る作業は一見簡単そうに見えますが、実際には木の根や石に当たるとスコップが進みにくくなるため、意外と大変な作業です。今回の現場でも、掘削中に何度か木の根や石に当たり、掘り進めるのが難しい場面もありました。しかし、慣れた職人さんたちと協力しながら作業を進め、無事に計画通りの施工を行うことができました。
まとめ
古い住宅では、今回のように排水桝や排水管の劣化が原因でトラブルが発生することがあります。特に土管の排水桝は木の根の侵入や経年劣化による破損が起こりやすいため、定期的な点検や早めの対策が大切です。
もし、「排水の流れが悪い」「水があふれてくる」といった症状がある場合は、早めに点検・修理をご検討ください。当社では、現地調査を行い、最適な修繕方法をご提案いたします。お気軽にご相談ください!